Clasino Projectでは、まちの人や学生、他団体、企業のみなさんの声を聞き、

篠ノ井に賑わいをつくるための企画を実施・運営しています。

各企画は「theme / テーマ」と呼ばれ、現在は4つのテーマが進行しています。

 

 

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theme 01 / Clasino Projectの運営


プロジェクト全体をどのようにまとめたり、広げていくのか。まちで暮らしてる人が日々小さな幸せを感じていけるにはどのようにすれば良いのか。篠ノ井で暮らす人と外から通う人が一緒になって考える。そんな皆の想いを乗せて、新たなテーマを生み出しながらClasino Projectは動いてゆきます。

 

 

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theme 02 / 丸十界隈の改修


かつて銭湯があった丸十界隈。そこには、まちの人が集まり、お客さんの会話がBGMとなった社交場として、地域の人を繋ぐコミュニティとしての役割を果たしてきました。「これからもまちに住む誰もが訪れることができ、日々の中で小さな幸せを実感できる場所をつくり出したい」というマルジュウ代表の想いから始まったこのテーマ。
マルジュウの店舗の一部を改装し、人々が集う新しいお店として「百(モモ)」、「想いが伝わる生活道具の店 Kado(カド)」、「まちの社交場 暮らしの道具 Orche(オケ)」をつくり上げました。また、使われなくなった井戸にもう一度水を通すワークショップを行うなど、ゆっくりとですが現在も進行しています。

 

 

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theme 03 /「しののい まちの教室」の運営


北国街道に面し、明治以降は県北部、中部、東部をつなぐ駅を抱えるなど、古くから「旅の中継地」「流通の拠点」として発展してきた篠ノ井には、まちの歴史と共に生きてきた人、新たに移り住んだ人、旅の途中で立ち寄った人、さまざまな背景を持つ人々が集い、生活をしています。
そんな篠ノ井のまち全体をキャンパスに見立て、それぞれの人が主人公として学びの連鎖が生まれていく、新しい学びの場が「しののい まちの教室」です。
2013年7月よりスタートし、全国から各分野専門の講師をお呼びし、ワークショップ型授業を開催します。クラシノプロジェクトメンバーは運営スタッフとして、企画・運営・実施・アーカイブまで、一貫して取り組みます。

 

 

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theme 04 / Clasino Reportの作成


クラシノプロジェクトでは、自分たちの活動を紙や映像にまとめ、記録・発信しています。取材、テキスト作成、編集やデザインもメンバーが独自で行っています。その時々のプロジェクトの様子や、まちのこと、ちょっとしたコラムなど、自分たちが伝えたいと思うことを発信します。
媒体は紙であったり、ブログや映像になるときも。地域の方をはじめ、さまざまな人に見てもらうことで、プロジェクトの輪を広げ、今後の活動に繋げていきたいと考えています。

 

 

 

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上記テーマを運営していく中で、実践や経験の場としてワークショップを開催しています。
プロジェクトメンバーはもとより、学生や社会人、地域の人も自由に参加できます。参加していただいた皆さんは「Clasino Supporter」として、プロジェクトの情報を継続して共有していきます。

 

Clasino Workshop 01「Kado改修WS」 (2012.3.26 – 29)
Clasino Workshop 02「Kado改修WS」 (2012.4.19 – 20)
有限会社マルジュウの倉庫として使われていた場所を店舗として改修。
「想いが伝わる生活道具の店 Kado(カド)」としてオープン。

 

Clasino Workshop 03「食堂改修WS」 (2012.5.12)
予約制の「丸十」の中に予約なしでも入れる場所をつくるための改修。
季節の野菜と地酒が楽しめる場所「百(モモ)」としてオープン。

 

Clasino Workshop 04「篠ノ井のまち歩きと建物調査」 (2012.6.9)
篠ノ井駅前の立体模型化のためのワークショップ。
篠ノ井駅前周辺のまち歩きと、立体模型で再現するため住宅や店舗などの建物を調査。

 

Clasino Workshop 05「篠ノ井駅前の模型制作」 (2012.6.22 – 7.28)
Workshop 04との連続企画。04で調査した資料を元に篠ノ井駅前の立体模型を制作。

 

Clasino Workshop 06「丸十の井戸にポンプを設置しよう」 (2012.8.25)
マルジュウ敷地内にいくつか残っている井戸。
そのひとつにポンプを設置し、水を汲み上げるワークショップ。

 

Clasino Workshop 07「Orche改修ワークショップ」 (2012.9.3 – 14 , 10.19 – 21)
旧長野信用金庫の建物を改修。天井抜き、壁塗り、床板貼りなど、約2ヶ月かけて実施。
交流や学びの空間となる「まちの社交場 暮らしの道具 Orche(オケ)」としてオープン。

 

Clasino Workshop 08 「Orche床板増設・補強ワークショップ」(2013.02.20)
Orcheにグランドピアノを設置するため、床板を増設。合わせて、補強作業も実施。

 

Clasino Workshop 09 「ワークショップデザイン勉強会」(2013.07.13)」
Clasino Workshop 09 「ワークショップデザイン勉強会」(2013.07.13)
theme 03の「しののい まちの教室」で学生コーディネーターを務める学生達が企画。
ワークショップ型授業を企画・運営するためにはどのようにすれば良いのか学ぶ機会となる。

 

Clasino Workshop 10 「福住の大掃除・整備」(2013.06.30)
Clanio Workshop 10「福住の大掃除・整備」(2013.06.30)
7月20日午後の「しののい まちの教室」の授業で使うため、倉庫のようになっていた福住を大掃除・整備。
木にはツヤも出て「和」の佇まいの福住は見違えるほどきれいになった。